日本のLinkedIn ユーザーからのレスポンスは0%

I've recently visited 100 Japanese LinkedIn users for my business prospecting. That means that I just visited them, studied their profiles and took notes. I did the same actions for European LinkedIn users. After a couple days, I noticed that the different reactions from these populations were quite clear. 0% connection invitation from Japanese users instead I've got approx 10% of invitations from Europeans. So, what is that?



LinkedInでプロファイルの予備調査を行いました。これはICP(ideal Customer Profile)に基づき、リードを絞るための作業です。日本はターゲット外ですので、通常はしないのですが、興味があったので、日本のリンクトイン・メンバーに欧州での検索と同じ条件で、実施して見ました。この作業(プロスペクティング)を実施すると、通常はこちらから招待をお誘いしなくても、10%弱の確率で相手から招待されます。このレートはプロスペクト対象群によって変化しますが、大概そんな感じです。以前から感じていましたが、今回統計を取ってみるとはっきり数値が出ました。作業後、日本人からの招待はありませんでした。ちなみに私の場合は1stのコンタクト数の2.5%が日本語をプロファイルの言語としている(日本人の可能性が一番高い Filter-条件と考えます)人たちです。少ないように思えますが、2M(日本ユーザー数)/562M(世界のユーザー数)は0.4%ですから、世界平均より6倍高い割合で私のネットワークには日本人がいることになります。このプロスペクションはLead開発におけるWarming Upの一環でもあり、大事な作業です。このWarming upについては、また別のポストで説明したいと思います。

LinkedInが日本で伸びてこなかった理由はいくつかあると思い見ますが、そのうちの一つは国民性にあると言えるでしょう。Mobile World CongressでNetworking会をを数回に渡り企画実施してきましたが、有効的な(効率的な)ネットワーキングは欧米と比較して非常に難しいのを実感しています。これは日本に限ったことではなく、アジアレベルでnetworkingを開催している担当に尋ねると、一般的にアジア系のnetworkingは難しいとのことでした。とにかく、見知らぬ人に声をかけることができないとか、会話が続かないとか、同じグループで話すとのことです。これは性格や文化ですので、環境を変えない限り、なかなか難しい話だと思います。好意的に考えると、外国語ができないから、話しかけられないとも言えますが、Networkingに参加する以上、それはやはり言い訳ではないかいと思います。通訳をつけても良いわけですから、話しかけられるのを待っているというのは、ネットワーキング会では消極的だと思います。外国人は一般的に日本人と比較して社交性が高いという言われていますが、それを欧州や中南北米では本当に感じました。とても自然なんですよね。そのような環境にいると、networkingはそれ程厚い壁のようには思なくなるようになりました。

知らない人からの招待状は受け付けないという考え方もあるかと思います。これはこちら欧州でも同じ質問を良く受けます。正解はなくて、利用していくうちに、変化していってもいいと思います。自分のネットワークをクリーンに保ちたいという人は、厳選すればいいと思いますし、とにかくネットワークの規模をという方は片っ端から受け入れていけばいいと思います。ちなみに「クリーンに保つ意味はなぜ」という回答に、未だ納得のいく回答を得たことはありません。私はどちらも正解と思います。私のオススメは「もし LinkedInで積極的にPersonal Brandingをしていく人は500人までは緩くして、その後は自分のポリシーで、受け入れ条件を変更するのことで良いのでは」ということです。理由は簡単で、プロファイルで表示される人数は500人までです。それ以上は500+と表示されます。人間は面白いもので、500+となっていると「ああ、この人は活動的なんだなぁ」と思いそれ以下だと「この人はLinkedInはまだまだだなぁ」と思ったりするのです。これはFacebookのファンページで1000 Likes以上だとオルガニックな伸びが期待できるけれど、999以下だと、人気のないページと思われてしまうようなものだと思います。



現実には500+と示されていても、LinkedInの活動はLow Profileという人も多くいます。典型的なのが、「私はたくさんの人をLinkedInで知っている(コンタクト)」という人のSSIをみると極端に低い人も大勢いるます。リンクトインでの成功はコンタクトの数という考え方です。ところがこれは正解ではないというのが事実です。SSIはLinkedInが提供している、LikedInが正解と考えるLinkedInにおける活動状況を100点満点方式で教えてくれます。これはとても便利ですね。その一方、私達が独自に利用しているプロファイルの状況を確認する10ポイント方式があります。ユーザー数約200人の調査結果では、このプロファイルの10ポイントとSSIには明らかな相関関係が見つかりましたので、プロファイルがきっちり出来ている人は、結果的には高いSSI指数となります。面白事実はこの10ポイントにはコンタクト数は入っていません。従って500人以上いることが、 SSIをあげる絶対条件ではないということになります。またSSIは当人のみしか確認できませんが、10ポイントは第3者からの採点が可能ですので、該当母集団があり、調査が必要な場合はこちらが便利です。

プロファイルの整備には思ったより時間がかかります。そうですねえ、8時間ぐらいは見ておいた方がいいでしょう。私は初心者向けにLinkedInのプロファイル講座は1−2時間としていますが、営業向けには6時間程かけます。それでも時間は足りません。一度やっておければいいことですので、しっかりと作業することを強くお勧めします。皆さんはプロファイルしっかり出来ていますでしょうか?何が一番難しいでしょうか?ご意見お聞かせください。

作者紹介:鎌田保。現在スペイン、バルセロナにてAllbound MarketingとSocial Sellingを大学院及び企業向けに提供している。すでにセッション数は40を超え、受講生は総数で400名を超える。詳細経歴はここで


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