VodafoneがYoigoの買収に興味を示す

スペインネタですが、先日スペイのケーブル事業者ONOをUSD10Bで買収したVodafoneが
こんどは3Mの加入者のスペインMVNO、YOIGOを再度買収候補にしているとの報道です。スペインでは3大モバイルオペレーター市場と過去は呼んでいましたが、現在では絶好調のYOIGOを含め4大オペレーター市場となっています。このYOIGOの特徴はハッキリしていて、明快で安い料金体系を提案しています。日本円で月1000円で1GBと音声サービスがついてくる感覚です。Vodafoneスペインの絶不調から上向きへのターニングポイントは同様の料金体系を提案しはじめてからですが、プレミアムブランドでの低料金化には限界があるので、O2やTelefonicaに限らず実施しているようにサブブランドによる区別化が必要です。YOIGOはその目的に一致するのでしょう。


新規ユーザー取得コストは既存ユーザー保持コストと比較して5倍との記事が先日ありました。この事実は認知されているものの、実際には新規ユーザー取得の為のマーケティングが予算のほぼ全てをしめている現状では、ユーザー側が賢くなる必要があります。Vodafoneが流出ユーザーを食い止めるためには、小さな弟を紹介することが一つの方法と思います。


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