リピートの大事さ

別の業界の仕事に携わる機会があった。それはCM出演だ。

たまたまから、たまたまでCMに出ることになった。それもExtraではなくてアップがある役だ。1日の拘束で、実働4時間程だろうか?

さて今回学んだことは「繰り返しの大事さ」だろう。同じシーンを何度も繰り返して、気にいるまで変更を繰り返したり、やり直したりすることはプレゼンと全く同時のプロセスだ。主役は潜在意識から出るまで練習をしている。この潜在意識から言葉でるというのは、考えなくても出るということで、プレゼンなら10回ぐらいするとこのレベルになるのではないだろうか?そして同じことを現場では繰り返している。やっていることは一緒だなぁと実感した。

プロデューサーの席で画面を見せてもらったが、そこでの次の驚きはテクノジーだった。画像の美しさはもちろんだが、2画面を利用して撮影画像の比較をしたり、横にはエージェンシーその他がそれぞれのPCにつないで、出来上がりを都度確認している。結局作業量が増えるかどうかは不明だが、その場で確認を大勢で実施していることに驚くとともに、低コストで撮影が可能な現実もあるわけで、プロとアマの差がこんなところで出るのだろう考えさせられた。

現場での人さばきは、驚愕的に生産性が高いと言えるだろう。スペインの通常のイメージとは異なって、プロの世界を見せてもらった。

知らない世界を除くと刺激があるというが、今回はまさにその通り多くの刺激を受けることができた。

今回のCMはUK+IRのみで夏前に放映予定だ。UKの友人からのMSGが楽しみだ。

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