#005【49歳から始めるArudino -黒帯を目指せ】 白帯編1-1 基本 PIN13を使ったLチカ

 今回は、基本中の基本(高橋先生著書の「Arduinoで電子工作」p32を参照してください。教科書と読んでいます)PIN 13を使ったLチカします。Lチカは業界用語なので、これであなたも電子工作員になれます。

1. 一番最初は、ボードとUSBケーブルだけ出来るLチカです。本をp39まで読んで頂いて、とにかくスケッチを書き、USBで繋いで、試して見てください。最初からうまくいった人は注意深い人ですね。素晴らしい。私は何度かスケッチを修正して、出来るようになりました。半角で正確に写してもらえば必ず上手にいきます。どうしてもダメな場合は、一度スケッチを全部消して、再度打ち込みして下さい。今この段階では深く考えず、「こんなもんなんだなぁー的」に進むことを、強くお勧めします。空手でもそうですが、まずは先輩の真似をして突きをします。そしてまた突き。この時にどうやって突きをするのか深くは考えないですよね。まずは慣れること、これがこのLチカの目的です(ちなみに、ここバルセロナのArduinoの先生は、LEDを直接PinとGNDに抵抗なしでさしていました。抵抗はあった方が良いけれど、このクラスでの利用では問題ないと!この精神は大事だと思います)。

2. 一度このLチカが出来ると、次は突きに名前をつけてあげます。上段とか中段ですね。これが#defineです。"define"は定義ですので、ここで定義するとみんなが理解してくれます。そんな感じです。Arduinoではpinに接続して回路を作っていくのですが、場合によってはこのpinを別のpinに変更する場合があるのです。いちいちスケッチのpin番号を帰るのは面倒なので、例えば13の基板上のpinに名前をつけてあげるのです。そうするとpinを例えば10に変えなくてはいけない場合は定義のpin番号を変えるだけでいいのです。教科書では、
#define LED_PIN 13

としています。これは一番最初の例で利用した

pinMode(13, OUTPUT);

pinMode(LED_PIN, OUTPUT);
になるということです。これは今後よく使います。これが教科書p40のスケッチ2です。

3. そして今日最後のお題は、習った突きにひねりを加えます。数値を変えてあげて、その効果を試してください。場所はdelayです。これが教科書p41のスケッチ3です。ここまでできたら、まずはいいと思います。


 「私は疑問があります」コーナーです。何故って思うって大事じゃないですか。とにかくやれーって言われても、やっぱり気になります。それは
  1. digitalWriteはHIGHから始まっている。何故LOWからではないの?
  2. digitalWriteのLOWを記載しなければどうなるの?多分HIGHのdelay値に関係なく、点灯し続ける?
  3. delayの値の範囲ってどっからどこまで?-(マイナス)にしたら過去にいけるのだろうか?
  4. macのUSBポートではarudinoにスケッチを送れないポートがあるのは本当?(はい、本当です。自分はMacbook Air 2011 MIDモデルですが左はOK、右はダメでした)
 Arduinoの良いところは自分で試すことが出来ることですね。これは「白帯編3 仕様変更をする」で取り扱います。

 これは高橋先生の著書と鉛筆で書いたノートです。ここではLEDをGNDにつけた場合と5Vの出力につけた場合、LEDの足の接続が逆になるはずと思い書きました。この続きで5Vの代わりに3.3V出力の場合は抵抗がより低いもので言いはずとも思いました。こんな感じで、教科書のページがなかなか進みません。


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