#012【49歳から始めるArduino -黒帯を目指せ】 黄帯編1-1 ブレッドボードを利用してLチカ

 教科書のp49、1-4の「ハンダ付けなしで回路を作る」です。前回の#011 黄帯編1-2 Lチカでなぜ抵抗がいるのか?と順番が逆になってしました。回路自体は簡単ですので、Pinのさし場所さえ間違わなければすぐにできます。LEDに抵抗をつなぎます。せっかくですのでテスターを持ち出して測って見たいと思います。それとここで気がつきました。Arduinoとブレッドボードを一緒に固定すると便利だと。p54-5でABCプレートについて記載さていますが、これは必ず購入か、自作した方が便利です。先日参加したクラスのキットには標準装備で、本当に便利でした。2つのボードが固定されずにあると、必ず不用意に動くのです。無駄な事故に繋がると思いますので、用意することを強くオススメします。私はダンボールで作ることにしました(がまだ作っていません)。回路は、こんな感じになります抵抗の向きはどちらでもOKです。赤線を+、青線をGNDにしています。なぜかーとは呼ばないんですね。ブレッドボードではーと表示されていので、混乱します


youtubeに上げ点滅具合を上げて見ました。

 テスターの使い方はここが親切です。LEDが点滅していると電圧・電流が安定しませんので、まずは常灯にさせます。スケッチのdigitalWrite(LED_PIN, LOW);とその直後のdelay(100);を削除します。抵抗に当てると2.93Vでした。次に電流を測ります。5.64mAほどのようです。テスター棒での接触なので接触が安定しないようです。クリップだといいですね。抵抗とLEDの間の電流を測りましたので、今度はLEDとGNDの間で測ります。5.48mAでした。次はPinと抵抗間で計測します。すると5.38mAでした。通電があったこと、Arduinoの内部電圧は噂通り3V、LEDには約5.5mA流れていることがわかりました。

 下の写真は計測時です。片手でカメラでしたので、接点を安定させる為にトンボの消しゴムを使ってテスター棒を安定しています。こちらではよく消える消しゴムが無印でしか購入できず、それも高いので、日本に帰国するといくつか買って帰ります。

 抵抗を変えたり、LEDを付け足すときっとこれらの値も変わります。これが電子工作の楽しみの一つですね。上級者になるとオシロスコープが欲しくなるようです。これはノイズを調べたりして、安定した動作を確保するためのようです。ミゲル先生は「すげー高いが俺は持っているぞ」と言っていました。彼の余談を聞いていると、商業向けの開発には必須のようです。

#011 【49歳から始めるArduino -黒帯を目指す】黄帯編1-2 Lチカでなぜ抵抗がいるのか?
#013 【49歳から始めるArduino -黒帯を目指す】黄帯編2 ブレッドボードを利用してLチカ倍出し



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