#013 【49歳から始めるArduino -黒帯を目指す】黄帯編2 ブレッドボードを利用してLチカ倍出し

 教科書のp58-p62、2-1のLEDを増やしてみるです。配線図はこんな感じです。下記の図はFritzingを利用して制作しました。無料で利用できます。#018で紹介予定です(紹介したらリンクを貼っておきます)。


 特に難しい内容はありません。LEDが1つから複数になったこと、それによって同時点滅、交互点滅が課題です。これが出来ると、クリスマスのLED照明が出来るような気がしてきました。キットには7個のLEDがあるので、教科書の課題が終わったら、6個にしてテストしてみましょう。LEDに抵抗を入れることは忘れないように。また2個のLEDを利用して、テスターで色々と計測してみるのもいいですね。

 下の写真は、7個のLEDを全部ブレッドボードにつけて、つなげてみました。Dital Pinで使えるPWM出力ピンは3,5,6,9,10と11の6つしかありません(教科書のp25参照)ので、こちらを優先して利用して次の課題につなげたいと思います。


こちらがコードです。単純です。LEDが増えてくると、配列を利用してpin番号を指定する方がすっきりするでしょう。今はこれでいいと思います。(配列を利用するためにはLED_PINの名前に色名称をつけることが出来ません。「LED_PIN0」とか「LED_PIN1」になってしまいます。何か良い方法はあるのでしょうか?ここが解決できると、void loopも、もっと綺麗にかけると思います。)

// PIN12 Digital
#define LED_PIN_WHITE  3
#define LED_PIN_GREEN  4
#define LED_PIN_YELLOW 6
#define LED_PIN_RED1   9
#define LED_PIN_RED2  10
#define LED_PIN_RED3  11
#define LED_PIN_RED4  12


// deleyの時間をここで一括調整
#define FADE_TIME 100

void setup()
{
  // pinModeの設定OUTPUT:
pinMode(LED_PIN_WHITE, OUTPUT);
pinMode(LED_PIN_GREEN, OUTPUT);
pinMode(LED_PIN_YELLOW, OUTPUT);
pinMode(LED_PIN_RED1, OUTPUT);
pinMode(LED_PIN_RED2, OUTPUT);
pinMode(LED_PIN_RED3, OUTPUT);
pinMode(LED_PIN_RED4, OUTPUT);

}


void loop()
{
//全てのLEDをHIGHにする
digitalWrite(LED_PIN_WHITE, HIGH);
delay(FADE_TIME);
digitalWrite(LED_PIN_GREEN, HIGH);
delay(FADE_TIME);
digitalWrite(LED_PIN_YELLOW, HIGH);
delay(FADE_TIME);
digitalWrite(LED_PIN_RED1, HIGH);
delay(FADE_TIME);
digitalWrite(LED_PIN_RED2, HIGH);
delay(FADE_TIME);
digitalWrite(LED_PIN_RED3, HIGH);
delay(FADE_TIME);
digitalWrite(LED_PIN_RED4, HIGH);
delay(FADE_TIME);

//全てのLEDをLOWにする
digitalWrite(LED_PIN_WHITE, LOW);
delay(FADE_TIME);
digitalWrite(LED_PIN_GREEN, LOW);
delay(FADE_TIME);
digitalWrite(LED_PIN_YELLOW, LOW);
delay(FADE_TIME);
digitalWrite(LED_PIN_RED1, LOW);
delay(FADE_TIME);
digitalWrite(LED_PIN_RED2, LOW);
delay(FADE_TIME);
digitalWrite(LED_PIN_RED3, LOW);
delay(FADE_TIME);
digitalWrite(LED_PIN_RED4, LOW);
delay(FADE_TIME);
}

#012【49歳から始めるArduino -黒帯を目指せ】 黄帯編1-1 ブレッドボードを利用してLチカ
#014 【49歳から始めるArduino -黒帯を目指す】黄帯編3 PWMについて学ぶ

おまけ:気になる工作例を紹介します。こうしてドンドンYoutubeをみてしまうんですよね。
  1. KinectとProcessing、Arduinoを使って、ラジコンヘリを飛ばすしかけ 2012の作品です。制作者のプロファイルは「MacとかLinuxとか。LL(Lightweight Language)からLL(Low level)まで、WebからOS、回路設計まで手を出すも、むしろ全て中途半端…」とあります。さらっとこんなことをしているのに、中途半端なんて。神業に思えます。
  2. 改めてArduino基礎入門!電子工作初心者のためのまとめ(前編) ~ はじめての電子工作超入門 特別編 作者の赤川シホロさんは「電子工作や新しいデバイスをこよなく愛するエンジニア。日常生活のちょっとしたことを電子工作で作って試して、おもしろく過ごしたいと日々考えています。」とあります。為になるまとまったブログです。日本の注目スタートアップのソラコム利用例まで掲載しています。こんな風にできたら良いなぁーと
  3. スチッチサイエンスのyoutubeチャンネル:部品販売会社のチャンネルですが、登場者の微妙なコンビで面白いわりには視聴者数が少ないのでびっくり。電子工作部品業界が少し見えてきます。



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