G Suiteをやめて、他のサービスに移行することにしました

 videosinjapanese.comはドメインをpiensasolutions.comで取得した。OutboundのCold mail用に早速設定して見ると、DKIMの設定が出来ず、スパム判断される可能性が高かったために、メール利用の目的でG Suiteを1年契約(40Euros)した。

 無料のGmailと異なり、よりいいなぁと思うことは多少あった。例えばGoogle Driveの容量とかだ。この時点で、すでに別の組織でG Suiteの利用経験はあったので、特に感動はなかった。唯一Adminでの管理がここまで出来るのかということと、ユーザーヘルプが豊富なことに驚いた。これじゃ社内サーバー管理者の役割は大きくかわざるを得ないなと、実感。

 移行への手順は比較的マニュアルだ。まずG Driveの中身を空っぽにする。大きなファイルは単独でDLしたのち、フォルダーごとDLするようにした。メールは約1万通程で、それほどサイズは大きくなかったので、popが利用できるメーラーを利用して、次のメールサービス移行期間までは、ローカル利用することにした。ところがここでハマった。ハマった理由は設定は間違っていないのに認証が出来ないのだ。最初はMac OS標準のメーラーでGoogleではなくて別アカウントを設定でチャレンジ。この時点ですでにメーラーの認証を疑う。以前iMovieでもYoutubeへのアカウント接続時にアプリ認証をやらさられた記憶がある。それも最初の頃は面倒だった。次はOperaでチャレンジ。ここでエラーが認証系であることを確認。Operaではエラーメッセージが親切に出る。一方Mac OS標準のメーラーは出ない。そして多分無料で一番人気のThunderbirdにすると何事もなかったのようにPOPで、すなわちGoogleのサーバーにメールを残さずに吸い上げてくれた。認証系のトラブルの場合は、セキュリティレベルを下げる、2重認証をやめるとか、そもそもメーラーが対応できていない、Popは無理とかあるのだが、最初からThunderbirdを利用していれば、サクッと対応出来たのはほぼ間違い無いだろう。Thunderbirdでは一気にDLしてくれず、時々切れるので、手動で何度かDLを催促した。待っていれば、初期設定の通り10分おきに拾いに言ってくれたと思う。

 これで作業はおしまい。後はGoogle AdminのBillingに行って、キャンセルすればいい。とても親切なのはキャンセルを設定できること。この辺はpiensasolutions.comでは無理。piensasolutions.comは基本的にチャージ優先(先払い)系で、作業の透明感はGoogleにはかなわない。ただしいいところもある。スペインの会社なので、VATの還付が簡単であること、そしてChatでその場で相手をしてくれるので、非常に頼もしいのだ。



 さて移行サービスの内容はメアド1個の利用でEnto1年間5Euroというサービスだ。たかが、35Euroの削減だけど、固定費を減らすのはやっぱりいいこと。使用しないドメインも一緒に整理して、びっくりするような請求書の可能性を減らすのは良いことだと、自画自賛。

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