LinkedInに関わる講習会: Celia Hil さん「LinkedInを利用してビジネスをより活性化しよう」

  LinkedInがB2Bのビジネスで有益であることは間違いない。近年ではPersonal BrandingそしてSocial Sellingと言うカテゴリーにおいてもLinkedInはその実用性を証明している。Barcelona市では無料の講習会を数多く開催しており、その中で2018年は「LinkedInを利用してビジネスをより活性化しよう」と言うタイトルでCeliaが開催している。

 以前彼女のセッションに参加したことがるので、その時のメモを見てみると

  1. Personal Brandingの重要性
  2. Profileの重要性

 が記載してある。当時はふむふむと理解したぐらいだった。どちらからというと、大きなインパクトと言うよりも、現状確認をしたという内容だった。今年の講習内容をみると、そこから大きく進歩している。状況が大きく変わってきたようだ。内容において特記すべきは、以下の4点で、去年のバージョンでは含まれていなかった(か、メモにないので、聞落とした)。内容に関して更新をする講師は少ないので、Celiaはよくやっている。

  1. LinkedIn SEO
  2. Knowmad (Know + Nomad)
  3. Personalized learning (EPA <-スペイン語)
  4. LinkedInの関連ツール: Lynda, Slideshare, Profinder
 内容はまちがいなく、優秀で、彼女の場合は人事・採用関連に特化しているので、先日のSocial Selling Conferenceとはトーンが異なるであろう。どちらかと言うと、一般的にLinekdInの理解を深めたいもしくはやはり CVとして使いたい人向けになるだろう。
 
 リンクドインの活用方法で、真っ先にCVの先に見えるものを確信したのは、HR部門とその業界だろう。Personal Brandingの重要性は、HR部門にとっては目の前に見える現実だ。その後、Comapny BrandingそしてSocial Sellingが出てくる(きたはず)。以前は検索で色々出来たが、現在では充実した検索機能のためには有料会員になる必要があり、その費用は年間で10−15万円/人程だ。また、HRコンサルが最初にLinkedInの有用性を一般に広めたと言っていいだろう。当時のSocial Sellingはどちらかと言うとマイナーで特殊な技術であったが、今となってはコーポレートブランディングと直結していることもあり、今後は一般技術として発展していくと思う。B2Bのネット分野におけるコーポレートブランディングはWEBから、従業員を含めた方向へ変わることは、既に起きていることであり、ここに新たなデジタルとランスフォーメンションのチャレンジが待っている。



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