#021 Arduino黄帯編8 温度と距離を測定する 【49歳から始めるArduino -黒帯を目指す】

  今回からタイトルをもっと見やすくしました。


 1個110円のLM35を利用した温度測定です。参考までですが、440円で多機能シールドを購入できます。Arduino+シールド+電池box+液晶で独立した温度湿度管理端末ができますね。さらにWiFiで繋げば、IoTの始まりです。この場合の予算は2500円ほどでしょうか。
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 早速p105のスケッチを完成させ、テストしましょう。スケッチは短いのですぐにテストが終わります。
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するとこんな感じに表示されます。
スクリーンショット 2017-06-02 19.25.25.png


 このまま距離の測定をしましょう。距離センサーは秋月電子で300円から購入出来ます。AliExpressだと他の機種ですが、なんと89円から購入可能のようです。


 教科書ではSHARPの測距モジュール GP2Y0A21を利用しています。写真が白黒なのと、コンデンサーの位置がわかりにくいので、こちらを参考にしてみてください。特にコンデンサーは+と-に注意する必要があります。教科書では47µF(マイクロファラドと読みます)とありますが、キットには100µFが入っています。気にしないでそのまま利用します。電解コンデンサーは+-を間違うと壊れるらしいので、実は緊張しました。youtubeでは「電解コンデンサー爆発」というタイトルの動画が数多くあります。メンタルトレーニング代わりに事前に見ておくといいでしょう。


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とうとうこの拡張キットを利用します。右がSharp製の測距モジュール GP2Y0A21


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電解コンデサーが見えます。VCCとGNDの間に入れてあります


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別の角度から。この時初めて短いジャンパー線を見つけて大喜び。これでごちゃこちゃにならない!


シリアルモニターの結果はこんな感じです。単位のCMは表示させていません。


スクリーンショット 2017-06-02 20.10.31.png
 教科書にもありますが、10−80cmが有効距離です。


 さてこの実験を終えて、一つのプロジェクトのイメージが湧きました。それは近づくと開く魔法の箱です。次の章ではサーボモータを利用するので、この組み合わせでなんとかなりそうですね。


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