#022 Arduino黄帯編9 ライブラリーを使って、サーボモーターを動かす【49歳から始めるArduino -黒帯を目指す】

 ここではライブラリーという見慣れない言葉が出てきました。その名の通り、プログラムの図書館という意味で、必要な本を借りてスケッチに取り込み、利用することを学びます。今回は極めて簡単です。但し、ライブラリーは深さがあるので、順次学習して行きたいと思います。SG-90.png 
 p113から始まるサーボモーターはArduino工作の基本パーツです。サーボモーターについての詳しい説明がここがいいと思います。とても親切で詳しく説明されています。ここスペインだとSG-90 SG90 9gが購入できます。一つ200円ほどでしょうか。

 この2-8章を読み進めていくと分かるのですが、聞きなれない言葉が出てきます。インクルード、インスタンス、オブジェクト、変数のスタティック宣言です。あまり深く考えず、先に進むのが正解です。高橋先生は「ここで大きな落とし穴があります。C/C++をしている人には...」と述べていますが、ここは宇宙語です。さらにp122の最終行には「多少治ったはずです」とあり、先生も問題解決を達成していないのです。これは先生からの明らかなメッセージです。「どんどん前進せよ!」きっと先に進めば理解できると思うので、とにかく早くこの章を切り上げましょう。

 サーボモーターを使うとロボットが出来たり、箱を開けたりと様々な動きが実現可能になります。小型のサーボモーター以外の利用には電流が足りませんので、外部電力や、リレーを利用する必要があります。サーボモーターの可動範囲は決まっているので、スペックシートを見たりちゃんと動かすかすには作業が必要です。裏技でサーボモーターのギアを分解して、一部のギアを外すと、無制限に回ります。これを利用している例はyoutubeで思ったりよありましたね。力がかからない場所にはもってこいのやり方と思います。

そろそろ次の買い物をしましょう:

 次のLCDが終わると購入したエントリーキットと拡張キットの内容が全て網羅されたことになります。そろそろ次の投資が必要になります。何をやりたいかによりますが、なるべくお金をかけないという点から、そこで私の最低限必要と思われるオススメをしましょう。私は地元のAmazon.esで購入しました。この中で特にキットは圧倒的なコスパがあると思います。欲しいものをあげたらキリがないのですが、これで少なくともプロジェクトのプロトタイプは出来るはずです。

Elegoo Arduino.png

  1. Arduino Nano 互換機 15,99 Eur / 5個
  2. 電池ボックス 2,51 Eur ここでは 12Vを購入しました。これはテープLEDを光らせたかったからです。Arduino向けには9Vが良いようですの、これも合わせて購入した方が良いです。9Vの電池は結構良い値段がします。
  3. オスメスコネクター 9,99 Eur/10組 これで電源の差し替えが便利になます
  4. ミニブレッドボード 2,5 Eur Arduino Nanoで利用します
  5. USBケーブル 2,49 Eur(Arduino NanoはUSB Mini-B使用。家を探せば見つかると思います。Micro USBの前によく使っていました。)
  6. 電源ON /OFF用スイッチ6,99 Eur/ 5個(ちょっと大きめ。分かりやすいし壊れにくいため)
  7. LCD IIC I2C Serie 2,89 Eur 1602 I2C版です。キットについてきたLCDは不便なので、今後積極的に使うことはないはずです
  8. 5V リレー 11,79 Eur/5個 Arduinoを使って自動化をする際にArduinoでは耐えきれない消費電力の大きな(と言っても30mA以上です)物を扱う場合には必須となります。
  9. ホットボンド(工具に入りますが、もし持っていなければ是非。魔法使いになれます。ボンドを使って乾くのを待っていたのが嘘のようです。)


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